知りあいのCさんが事故にあいました。
そして入院しました。
おおきい事故だったので まわりは
回復には1~2カ月くらいかかるだろう。
とおもっていました。
頭と足をケガして あるくこともできませんでした。
でも本人は3週間後に旅行の予定をいれていたので
それにいくつもりでした。
Cさんは入院中も旅行のパンフレットをみて
旅行の食事を楽しみにイメージしていました。
お見舞いの人は 本人はまだ歩けないのに
旅行のことを楽しみにしていることが
不思議でした。
そして入院生活がつづきました。
旅行の1週間前にCさんはお医者さんに
たずねました。
「来週 旅行にいってもいいですか?」
お医者さんは いいました。
「ムリです。」
旅行はキャンセルされました。
でも そのこときはすでにCさんのカラダはだいぶ回復していたのです。
そして 旅行予定日の2日前にCさんは退院しました。
まわりの予想より かなり早い退院でした。
入院中Cさんはケガのことはあまり考えませんでした。
楽しい未来の旅行のことをかんがえていました。
事故にあった 怒りや状況への非難 ケガへのおそれなどを
かんがえると オーラがかげります。